ゴミ屋敷化した特殊清掃の現場

日本には高齢者の単身世帯が非常に増えています。

以前は子供と同居している世帯が多く1980年代では7割が同居でしたが、2012年には4割と急激に低下しています。

独居高齢者の増加という背景もあり、特殊清掃が必要になる部屋は生活環境が悪化していたケースが多いです。

高齢者は年齢を重ねていくと行動力が低下し、身の回りに必要なものをため込む場合が多くなります。

特に孤独死の場合、亡くなる前の段階では清掃などの労力を割く事が困難になっている場合も多く、ゴミ屋敷となっている場合も少なくありません。

ただしこれは高齢者に限ったことではなく、一人暮らしで病気を抱えていた人や社会的に孤立していた人にもこのような傾向が見られます。

なかには、ゴミが多いおかげで体液が床下にしみ込まず、結果的に部屋の損傷が軽く済むケースもあるようです。

このように特殊清掃が必要な部屋はゴミや荷物であふれていることが多いため、特殊清掃を依頼される場合は遺品整理として周囲の物の片づけも依頼される場合が多いのです。

近年、特殊清掃は業者数も増え、希少性が低下した事から依頼時のコストも低下してきています。

特殊清掃は需要の伸びも期待されており、誰かがやらないといけない仕事なのです。

コストや希少性が下がった結果、特殊清掃員の給与も減少傾向にあり、求人も多く見かけるようになりました。

以前は裏バイトとして高額な収入も期待出来ましたが、今は変化してきているのです。

※関連ニュース:自宅のゴミ部屋化は孤独死の予兆…人知れず死んだ男たちのSOS – Ameba News [アメーバニュース]